撮影日・場所 2018.6.17 船形山旗坂コース不動岩
船形山岳会の計画・主催する「船形山登山道鳥居復元作業」への協力作業は今回が最後の5回目でした。
本事業は、「百年ほど前に建立されたと思われる鳥居を復元し後世に残したい」と、ご高齢の本山岳会会長横田清二さんの悲願だった、とご本人から聞きました。
参加者総勢45名くらいで行った復元作業だけに限定して報告します。
(1) 集合写真
鳥居とは、神の棲む神域と人間の住む俗界を区画(結界)するものとのこと、神域側に立った朋友会の参加者は楽しげです...カメラマンは俗界にいます?
(2) 棟上げ...?
組み立てた鳥居を設置位置に差し込む作業でです! 屈強な氏子集団(?)は足場の悪さなど、ものともせず手順通り作業を進めました。
(3) 人力コンクリートミキサー
砂、砂利、セメントは数度にわたり荷揚げしました。水は近くの「瓶石沢」まで汲みに行きました!ペットボトルで運んだ水をミキサーにそそぐ画期的工法!
(4) 型枠詰め
コンクリート詰めの後、登山道の石拾いをし、それで固めているところです。大和町の大工さんもボランテイで参加...
(5) 建立全体像
立ってしまえば簡単そうだが、ここまでくるのに一苦労!特にレベル(水準)をとるのに試行錯誤しました...
大和町森林組合が寄贈したというヒノキ材の立派なもの...!
(6) 旧鳥居納めの儀
建立終えて、セレモニー(神事)の最初は、自然に返す旧鳥居柱(一方のみ現存)の奉納
建立百年くらい経年した「クロベ」という樹木らしい...
(7) 注連縄(しめなわ)掛け
ここまでくれば、後は楽しい作業のようですが...脚立の足場は不安定?
(8) 修祓(しゅばつ)の儀
入魂式のようなもんでしょうか...?にわか神主の会員の人が上手に紙ふぶきを散らします!
(9) くぐり初めの儀
二礼二拍一礼の作法なかなか様になっています...!
拝礼の後、左右柱をそれぞれ3回まわってまた拝礼する...45人くらいの人がこれをしたので時間かかりました...。
(10) 山の歌奉納(四季の歌・山のロザリア)
オカリナ演奏で伴奏するのは、「船形のブナを守る会」の会員の方たち
友情出演といった感じでした...。
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