向泉寺は平家落人の平長基の孫、俊盛によって開山された古刹で、平重盛の護持仏が祀られているという。
十字路を目ざし10分も登ると汗ばんできて、ヤケ山290mでの急登は全員息も荒い。
大旗山340mにはかつて境秋保氏の館があったという。欠けた石祠が大小3個風化に絶えていた。
愛宕山266mには小さな社があり、耳の病気回復を祈って訪れる人も多いとか。
開いた石が一連となって、お社に奉納されていた。
楯山334mにはかつて山城があって、平家の子孫である秋保氏が一体を支配していた。
籠城戦で敵に水の豊富さを誇張するために、米を上から流して滝に見せかけた逸話が残っている。
頂上は360度のパノラマで、蔵王をはじめ仙台近郊の山々が眺められた。
下山後、ガラス工房やギャラリー風のカフェに立ち寄り、秋保の歴史探訪を終えた。
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